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オーストラリアより宝塚市へ一時帰国のお宮参り

こんにちは、スタジオオレンジ・モンテシートの竹中です。今週はリフォームウィーク。スタジオもグンと生まれ変わって撮影が楽しみになります。僕も頑張って職人仕事をしましたよ〜。どうなったのか、またご来店の際にスタジオを見てください。

 

お宮参り写真は赤ちゃんが大きくなっても大丈夫

さて先日撮影させていただいたT様ご家族。オーストラリアから宝塚市にあるママのご実家に一時帰国されていて、少し大きい8ヶ月の妹ちゃんのお宮参りの撮影をしました。お宮参りって一般的には1ヶ月から3ヶ月で行いますが、季節やご家庭の事情で時期がずれるのもしばしば。そんな些細な事よりも「皆んなで無事に生まれてきたことをお祝いする」こと、そのマインドが大切だと思うんです。今回はお兄ちゃんも着物を着て日本の家族写真らしく撮影しました。オーストラリアのお友達に見せるのも楽しみですね。

残しておきたい家族写真

日本で暮らしてる、おじいちゃんやおばあちゃんも孫の顔を見れて嬉しそうですね。ママから「もう大きいので赤ちゃんの一人写しはいいけど、初着をかけた家族写真を撮りたいんです」とのリクエスト。この気持ちわかるな〜。僕も自分のお宮参り(もちろん記憶にないですが)の写真見てると、おじいちゃん、おばあちゃんや親戚が集めって僕を抱っこしてて、今となっては「ああこんなにお祝いされてたんだなあ」ととっても嬉しい気持ちになるんです。家族写真の価値は年月が経てばそれだけ価値が増します。僕が写真を学んだアメリカでは、多くの家庭に家族写真が溢れている。おそらくオーストラリアも同じでしょう。そんなライフスタイルを日本でも広めたくて作ったスタジオだから、こうやって撮影するのがとっても楽しい。

 

本当の自然な雰囲気とは

せっかくだからお兄ちゃんとの兄妹写真も。スタジオオレンジ・モンテシートは太陽の光を使ってますが、それだけでなくスタジオの周りが造園屋さんの畑です。なのでこんな感じに借景で撮影できる。だからより自然な雰囲気で撮影できるんですよね。こういう写真、好きなんです。なかなか狙っても撮れないけど、撮れると嬉しいカット。写真館の撮影は、キッチリと所定の場所で決まったポーズでカメラ向いてニコニコした写真を撮るほうが簡単なんです。それよりもイレギュラーな撮影の方が難しい。いかに決めポーズを崩してその子供達本来の表情を撮るのか、フォトグラファーとアシスタントの腕の見せ所。今の子供達はデジタルネイティブ。生まれた時からiPhoneやiPadを触っています。とくに女の子は3歳ですでに大人の女性。7歳の七五三になると自分のかわいい(と言われる)表情しってて、そればっかりになっちゃうんです。自然な表情って一口に言っても奥深くて、僕は「その子らしい、パパやママの前で日常見せてる顔」が自然なんだと思ってますし、それを引き出せる努力をします。写真館での撮影はモデルの広告写真じゃない。カメラ目線で笑顔決まった写真だけがいいのじゃなく、あくまでその家庭の成長の記録に価値があるから。

 

 

お宮参りでもドレス撮影

いつもは裸ん坊を撮ってベビードレスでの撮影なのですが、今回はつかまり立ちも出来るし、そのままドレスで撮影です。この時点でまだリフォーム前のスタジオ。新しくなってどんな写真が撮れるのか。今日は東京出張ですが、明日はモンテシートでシャッター切ります。楽しみだ。