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エンディングノートから始まる終活

こんにちは。宝塚市の写真館スタジオオレンジ・モンテシートの寺口です。

前回の記事では「遺言・遺書・エンディングノートの違い」をご紹介しました。

終活

終活

エンディングノートに記していく順番は、事細かに決定しているわけではありません。
ある程度示されていますが、まずはご自身が「必要に感じたこと」から、一つずつ記していくのです。
エンディングノートに、必ずではないですが、ぜひ記載するべきおおまかな記入する内容は以下の通り。

  1. ご自身のこと…本籍地、これまでの生い立ち、家系図など。
  2. ご友人の連絡先…名前、電話番号のほか「どこでどう知り合った人か」。
  3. 財産のこと…お持ちの口座や、不動産、保険など。
  4. 終末期医療のこと…介護や延命、どのような形で最後を迎えたいか。
  5. 葬儀の方法や、お墓のこと
  6. 身の回りのこと…インターネットサービスのログイン情報など。
  7. 遺言・遺影写真の保管場所

エンディングノートに書いていて、後から家族が助かるのは「知っているようで、意外と知らないこと」。

不動産について、親族一同誰もが把握しきれていなかった…。

ご友人の名前は知っていても、連絡先は知らない、
もしくは、そのご友人とどうやって知り合ったのかが全くわからない…。

などなど、万が一があって、本人に聞くことができなくなった時でも、わからないままでどうしたら…という状態を防ぐことができます。
また、遺言の保管場所、撮影した遺影写真の保管場所は、もしもの時があった後、見つからなかったら大変ですよね。
そういったことも、残された家族のためにどんどん書き記していくのです。

そうして書き進めるうちに、葬儀のこと、お墓のことなど、書こうと思った時にふと気づくはず。「そういえば、何も決めていない…」
こうして終活がどんどん進んでいくのです。
最後に、エンディングノートはご家族に残す、形見にもなり得るもの。あまり話をする機会がなかった…なかなか恥ずかしくて家族に話していなかった…となりがちな、知られざるご自身の生い立ちなども、ぜひ記してほしいなと思います!
20代から書くのも早すぎることはない、なんて言う終活、まだまだ奥が深いようです!またの機会にブログにしたいと思います◎

 

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